体罰・ハラスメント対策について
最終更新日:2025/06/02
体罰に対する考え方
指導委員会提言として「指導者等における暴力・暴言、各種ハラスメントの根絶について」をアップいたします。内容をご確認くださいますようよろしくお願いいたします。
日本ドッジボール協会は設立以来一貫して、「自主性・自己責任・向上心」の3本柱を掲げ、選手一人一人が自ら考え自ら行動することができるよう、選手の気持ちなどを最大限尊重した指導を行うようお願いをしているところであります。
選手への指導に関し、体罰(程度にかかわらず暴力行為、暴言)による指導を排除することをすべての指導者に強く望みます。
それと同時に、指導者の皆様が日々抱えている問題を把握し、協会全体として指導力の資質向上を図る方策を進めます。
2013年度より指導委員会を新設し、「公認指導者制度」を2014年度にスタートいたします。これは、協会理念、指導者としての資質、知識、技能について包括的に研修し、優れた指導者を養成する制度で、2013年度は先行開催として現在インストラクター有資格者を中心に、取得希望者を対象に実施します。
ドッジボール指導者が地域社会で活躍し信頼され、チームの発展と競技の普及振興にもつながることを願い、JDBAは様々な施策を実行して参ります。ご理解ご協力を宜しくお願い申し上げます。
暴力行為・ハラスメントへの対応について
当協会にも数件のご報告をいただいておりますが、ほとんどが匿名でのご報告です。
暴力行為については程度を問わず、当協会としてその行為を支持することはありません。しかし、一方で暴力行為が存在していないのにも関わらず指導者を困らせるために虚偽の報告をしてくる可能性も想定できます。
選手の心身の安全と指導者の正当な名誉を守るために、当協会は以下の通りの対応をさせていただきます。
- 匿名でのお申し出は受理いたしません。お名前をお知らせいただき、チーム内の関係をお知らせください。そして、可能でしたら改善を望む賛同者の方もご記名ください。(氏名等の個人情報はご本人が望まない限り、公開いたしません)
- お申し出は書面(通報/相談窓口フォーム)によって行ってください。
- 事実とは異なる、指導者や協会等を陥れるために報告をすることはおやめください。名誉棄損ならびに偽計業務妨害に問われる場合があります。
- 報告の中で、『改善させなければマスコミに報道する』という申し出を受けることもありますが、このような脅迫によって動くというものではありません。程度によっては威力業務妨害に問われる場合がありますのでおやめください。
なお、暴力行為に関するご相談は、様々な機関が行っております。明らかな体罰に関しては、傷害罪が適用される場合がありますので、緊急性の高い案件に関しては速やかに警察にご相談ください。
- 通報・相談フォームに入力された案件は、概ね次のように対応します。
- 倫理委員会で、通報・相談フォーム内容を把握し、手続きを開始します(1~2週間程度を要します)。
- 原則として、加盟団体に調査、聴聞、事実認定、処分の決定・通知などの対応を依頼します。
- 調査・処分などの経過・結果については、お答えできません。また、電話にて、お問い合わせもご遠慮願います。
- 調査にあたり、(一財)日本ドッジボール協会または加盟団体の関係者から、電話またはメールで連絡があることをご了承願います(メール受信にあたり、迷惑メールに振り分けられるおそれがありますので、ご留意願います。電話にもご配慮願います)。